Assisi アッシジ
イタリア中部のウンブリア州にある小さな町、Assisi(アッシジ)。
この町は中世イタリアで最も著名な聖人とされている聖フランチェスコの出身地として知られており、フランチェスコ聖堂は世界遺産にも登録されています。
おそらくイースター(キリストの復活祭)ではたくさんの人が訪れる町にだと思いますが、私が訪れた時はイースターが行われる週の直前だったので、観光客もそれほど多くなく、のんびり見る事が出来ました。
統一された建物の色合いが落ち着いていて、町の人も親切ですごく平和な場所です。
この地域で気になる物を発見しました。
あちこちの建物に鉄の棒のような物がくっついているのです。
お店の人に聞いたところ、ウンブリア州のこの近辺では過去に2度の大きな地震があり、
補強のために付けられているそうです。どうやらイタリアの中でも地震が多い地域で、古い建物を守る為に家の中も対策が取られているそうです。
ランチタイムが終わるギリギリに入ったレストラン。
Trattoria degli Umbri di Brufani Andrea
他の店は、もう昼の営業時間終わりですと言われましたが、
こちらのお店の方は「2種類しか選べないけどどうぞ!」と快く入れてもらえました。
私は地元のサルシッチャやキノコ、トリュフが入ったラザニアを食べました。
一番上のパスタ生地の表面がカリカリで全く重たくなく美味しくてあっと言う間に食べてしまいました。
町は迷路のようで家もとにかく可愛い。
あちこちにたくさんのアーチがあるのが印象的でした。アーチを見るとちょっとどこに続いているのかワクワクします。
1番の見所は聖フランチェスコ教会。
こちらは撮影禁止になります。今までイタリアで見てきた教会と違っていて強い色使いが印象的でした。地下には聖フランチェスコの埋葬されたお墓があり、お墓の周りは4人の弟子たちのお墓に囲まれています。
どんな悪党や罪人も動物もみんな愛し、兄弟だと言っていた聖フランチェスコを表す絵が教会内に描かれています。有名どころは、「小鳥への説教」「スルタンとの会見」などがあります。
聖フランチェスコの教えがあるので、この町はすごく平和で穏やかな雰囲気なのかもしれません。
バスの中からの一枚。
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